警察から母を保護してるとの電話があった日

タイトルが大それた感じだけれど、この時は本当にビックリしたし、結婚した弟がたまたまお嫁さんを連れて我が家にやって来ていた日だったので「何たる偶然！？」と全員でビックリした出来事だった。

当時の日記から改めて投稿します。

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2015/10/06

22:45頃

夫の携帯電話へ警察から

「お母さんを保護しました」

と電話あり。

ここに居合わせた全員がＯ氏と連絡が取れなかった（連絡先が分からなかったのか、それとも我々からの電話にＯ氏が出なかったのか覚えていない）が、こちらに住まう叔母がＯ氏と連絡がつき、今回の出来事はその叔母から聞いた。

母はこの日、Ｏ氏と関東Ｓ区のカラオケに行った帰りの電車の中でトイレに行きたくなったらしい。この時Ｏ氏が居眠りをしてしおり、その隙に降車した模様。

その時身につけていたバッグ（財布・携帯電話・免許証など）をトイレ内に置き忘れ、誰の連絡先も分からなくなってしまったらしい。（後日バッグなどは見つかったようです）

母とはぐれた事を知ったＯ氏はすぐに警察へ届け出るも、“苗字をＯ氏のもの”として届けた為すぐに母と繋がらなかった。（もちろん入籍しているので苗字はＯ氏と同じなのだけれど母はそれを覚えていなかった）。

母は自ら「迷子になった」と警察へ行ったようだが、名前は“旧姓”を名乗り、また母が生まれ育った場所を“出身地”として言った為、Ｏ氏の届け出とマッチングしなかった。

母は、何かの手がかりとして娘であるわたしの夫の職業を伝え、それを手がかりに警察が夫の携帯電話を調べ電話をかけてきた。（この事を思うと母はＯ氏との関係がすっかり頭の中から抜け落ちてしまっていたのですね）

その後、午前1時頃、夫の携帯電話へＯ氏が迎えに来られ無事に帰りました、と警察から連絡があった。

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当時、母と別れてから4年が経過していたものの、突然の、しかも警察からの夜の連絡に心の底から驚きました。

母は無事にＯ氏の元へ戻ったと知った時は安堵したけれど、、、認知症を患う家族が居るということはこういう事も起こりうると思いました。

Ｏ氏ばかりを責める気はないけれど、せめて、迷子の届け出をした時、Ｏ氏が母の旧姓も伝えていれば解決はもっと早かったのではないでしょうか？

悪意を持って言わせて頂きますが、彼も動転していたとはいえ、彼の浅はかさ愚かさが垣間見えました。