わたしと家族

離婚した両親、それからのわたしについて思う事を整理する

拭いきれない不信感

2019/06/21(金)

【K区福祉保健センター係長Oさんとの会話】

この日、朝一で福祉保健センターの上層部の方と今回の母の保護について話しをしたいと問い合わせの電話をした。

こちらの“課”の仕組みがよく分からないので“課長”さんをお願いしたのだが、電話口に出た女性が

「“課長”でないといけませんか?」

と言うので簡単に母の保護について伝え、課長さんでなくても事情が分かる上の方であれば構わない旨を伝え一旦電話を切るとほどなく「係長」と名乗るOさんが電話を寄越した。声の感じだと40代後半から50代半ば頃の女性。

 

一晩経って私もだいぶ気持ちが落ち着いた事もあったけれど、5月にNさんから母の保護について電話があり、その時の話し(母の様子や保護をする前提があり、その時にタクシー代を数万円程度)と言われのに、昨日の話だと移送するのは警備会社に委託する事に変わっており、しかも費用が15万円と言われた事を話すうちに次第に怒りも再燃してくる(苦笑) 内心(落ち着こう)と思いながらOさんに経緯を伝え、一番伝えたい「不信感が募ります」という事を話した。

 

私の一通りの言い分を聞き終えると彼女は、母の様子や状態、そして保護するまでの内容とその経緯を語ってくれた。

 

まず“母の様子”について。

福祉課の方々は母に直接会ったのが今年の3月の1度きりだということ。その時の母の様子は

○不穏である

○動きがある

○抵抗しそうである(同行した医師が脈を取ろうとしても嫌がったため)

という事だった。

その後母の様子は「ドア越しに声を確認した」だけだそう。

 

また同居するO氏について。

○訪問してもドア(カギ)を開けない

○午前中は大抵在宅している様子

○警察が行くとドア(カギ)を開ける

 

これらの状況から保護する当日は

○警察がドアを開けるように訪問する

○母の移送は警備会社に委託

 

という流れになったという。

 

また母が入院してから成年後見制度を利用するまで、親族に何らかの費用を負担してもらう場合がある、と5月のNさんの電話で言われたのに6/20の電話でその事を確認するとNさんは「それ(私たちが費用を負担する事)はなくなりました」と言い切ったので、それもOさんに確認すると「なくはない」と言いました。言葉がありません、昨日Nさんが言った事と今朝Oさんが言った事は全く意味が違いますよ!?何が正しい事なのか、理解できません。

 

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ここまでの経緯は5月の段階で分からなかった事なのでしょうか?

5月の段階で上記の内容をNさんから説明されていれば、こちらの気持ちやお金の準備について余裕をもって対応できたと思うのですが、こういう流れ(と言うのは“唐突すぎる”という感じ)が福祉課の普通なのでしょうか?

だとしたら、あまりにも乱暴な感じがします。

ニュースなどからも分かりますが、とても忙しく大変なお仕事だと言うのは分かります。Oさんも「抱えてる案件が多すぎて…」と仰いましたが、それを言ったら身も蓋もないじゃないですか?どんな仕事だって大変で忙しいのが大半じゃないのですか?それを言い訳にするなんてプロとしてあるまじき発言じゃありませんか?ましてや、今回の事は人間一人の命が関わっている事なんですよ?あまりにもお粗末じゃないでしょうか?

 

最後にOさんから「費用について前向きに検討願いたい」と言われ電話を切りました。

 

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彼女たちが日本の法律の中で大変な仕事を受け持ち、心を砕き、日々お仕事をされている事は分かっているつもりですが、今回の流れと説明には安心して、納得して「お願いします」と言うことができずに電話を切りました。