不信感

今朝、K区の高齢・障害支援課のＮさんと母の保護について電話で話をした。

Ｎさんは「お願いがあります」と切り出し、母を保護する当日に私か弟から支援課に｢母の事が心配なので｣と電話が欲しいと言った。「形式的なことなんですけど」とも言っていたが、要するに。

【親族からの依頼があった】

と言う事実を受けて初めて行政（警察）が行動を起こせる、という。

「形式的な事」と言うので、私は了解した。

そしてＮさんは「もう一つは」と言って、当日母を移送する費用約14万円（電話口では15万円と言った）の負担をお願いしたい、と。

思わず「え！？15万円ですか！？」と大きな声で聞き返してしまった。

どういう事なのか訊ねると、専門の業者に移送を委託する、その費用が14万円だと言う。

5月に電話を寄越した時は「移送するのにタクシー代、数万円程度の負担をお願いしたい」との事だったのでその心づもりでいたのに15万円！（当初の“タクシー代数万円”でさえも高額だな、と思っていたけど）。その倍以上の金額だ。

「わたし一人では決めかねる」

と言って返事は保留にした。

飛躍する話しの内容について行けないし、納得がいかなかった。また、5月の電話では成年後見人の手続きが整うまでの費用負担もお願いしたい、とも言われていたのでその確認も兼ねて、再度電話をかけた。こんな調子なら後から後から何かの請求をされそうだ。

「15万円の内訳を知りたい」

と。

3時間後に折り返してきて、内訳と依頼先について説明を受けた。

依頼先は精神疾患者なども移送するT警備保障会社と言う所。

○説得員 5万円／一人
○担当員 3万円／一人（今回は2人なので6万円）
○危険料（保険のような物、と言ってたかな） 2万円
＊合計13万円×消費税で140,400円
車両代やガソリン代は上記に含まれているそう。

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Ｎさん

この移送する事になったまでの途中経過、すっ飛ばし過ぎじゃないでしょうか？

母の保護にあたって、問題があったのはO氏だけじゃなかったのですか？

こういう業者に委託すると言う事は、母本人にも問題があるから、という事ですよね？その説明は今までありませんでしたよね？

母の状態については今年の3月に訪問した時

「体を触られるのを嫌がる傾向にある」

この説明だけでしたよね？強いて言えば、言葉でのコミュニケーションが二者択一と言う事と室内をうろつく、体力も落ちていると思う、この程度の説明だけでした。

今回の移送費用は「一般的」で、「今回限りで母を保護するため」と強く仰っていましたが。わたしが納得できないのは金額の事じゃないんですよ。

5月に「6月初旬に保護予定」とあなたから初めて電話があって、今日会話をするまでに移送専門業者に依頼する可能性もある、という説明が皆無だった、という事に憤っているのですよ。

「私の説明がうまくなくて」

とも仰っておりましたが、そうじゃないでしょう？

今回の事を踏まえると、5月に「成年後見人制度が決定するまでの費用負担もある。長い場合は半年くらい」と言っていたのに、本日それも確認すると「そういう費用は発生しなくなった」と全く逆な事を言われたのにも納得がいかないんですよ。

こんなにも納得がいかないやり方が支援課のやり方なのですか？

母の事を丸投げしているわたしが言うべき事ではないのかもしれませんが、あまりにもいい加減な説明に不信感が募りました。

わたしも夫も、そして弟もあなたの説明に納得がいっておりません。