“親”という“夫婦”を目の当たりにして
ここ最近のニュースで両親の夫婦喧嘩を止めようとした子どもが親を殺害してしまったというなんとも痛ましい事件があった。
わたしの場合、口喧嘩であったり暴力であったりというような両親の喧嘩はほとんど見た事がなかったけれど“親”という“夫婦”の関係性の善し悪しを目の当たりにしている“子ども”にかかるストレスがどの程度あるのか、という事を経験しているので、子どもの事を思うとやり切れない気持ちになる。
「どうしてあの子が」
「仲のいい夫婦なのに」
そのように周囲が思ったり感じたりしていても当事者には計り知れないストレスが長くかかっていたのかもしれない。
親を殺害してしまった子どもの心境、環境を思うと(もう少し早く誰かに相談できる環境であったら良かったのに)という思いでしかない。
どこかでSOSを発信していたのではなかったか?
それをキャッチできなかった周囲の鈍感さか、知ってても知らぬ振りだったのか、とどうしようもない思いを巡らせてしまう。
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ブログで自分の過去の事を長々と振り返っていたら、とても辛い気持ちが続いて更新する気持ちが萎えていたけれど、また少しずつ気持ちを整理したいと思った。
身近な子どもに何かしら異変を感じたのであるならば、勇気を出してアプローチして欲しい。直接その子どもにアプローチ出来ないのであれば然るべき相談機関に問い合わせるのも周囲にしかできない手助けだと思う。